学校の規模(生徒人数)

語学学校を選ぶ際に、ポイントとなることの一つに「学校の規模」があります。

カナダで「小規模校」というと、全校生徒がほんの数十人から100人未満の学校です。

逆に「大規模校」というと、夏などの留学ピーク時期には全校生徒が1000人を超えるところもあるほどです。

その中間をとって、100~500人くらいの生徒数のところが「中規模校」と呼べると思います。

◆一般的に言われる「大規模校」「小規模校」の特徴

<大規模校>————————–

* 国際色豊か
規模が大きい学校は、それだけスタッフの数も豊富ですから、各国語を話せるマーケターがそろっていることが多いです。その結果、世界各国の生徒を集めてくることができるので、入学してくる生徒の国籍はバラエティに富んでいます。中には30か国以上の生徒が在籍しているという学校もあるほどです。

* 充実した設備のキャンパス、イベント豊富
人数が多いため、校内の雰囲気が明るく楽しい感じです。休み時間のイベントや、放課後や週末のアクティビティがあり、同じ学校に通う生徒同士の出会いの場が豊富です。

* 幅広いレベル分け
クラスのレベル分けが幅広く設定されているのが一般的。次のレベルに上がることを目標に、モチベーションを保って学習を継続します。

<小規模校>————————–

* アットホーム、講師と生徒の距離が近い
生徒人数が少ない分、一人一人の生徒に目が行き届き、細やかなケアを受けられます。初めての海外生活の不安もスタッフが親身に相談を受けてくれるなど、英語学習以外も安心して通学できる環境です。

* テーマを絞り込んだ英語学習
小規模校は、ユニークな特色のある学校が多く、通訳翻訳など専門性の高い英語や、会話にフォーカスした学校などがあり、学習目的が定まっている人には、効率よく学べる環境となります。

上記はあくまでも一般的な話です。

そして、「中規模校」は、それぞれの学校が工夫を凝らし、大規模校の良さである国際色や、規模が大きすぎない中で少人数制のクラスを実現するなど、各校の特色があります。