役所手続き・住民票はどうする?

ワーキングホリデーやご留学で長期間日本を離れる場合、住民票はどうしたらいいの?

と思っていらっしゃる方はたくさんいると思います。

役所などでは「一年以上国外に滞在する場合、海外転出届を出すようにとすすめられることが多いようですが、

選択肢はふたつあります。

(1)住民票登録を残しておく
(2)海外転出届を出して、住民票登録をなくす

このふたつの大きな違いは、「住民税・健康保険・年金を支払う義務が発生するかどうか」です。

(1)住民票登録を残しておく場合
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住民票をそのままにしておくと、留学期間中にも住民税、健康保険、年金を支払わなければなりません。

その分出費がありますが、将来的なことも考え年金は払い続ける、という考え方があります。また、この一年間の収入が減る、またはなくなりますので
翌年の支払いは減額されます。
さらに、健康保険に加入したままとなるため留学中の医療費を一部負担してもらうことが可能になります。

(2)住民票登録をなくす場合
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住民票を抜けば、支払い義務はなくなります。ただし年金は任意で支払い続けることも可能です。また住民税は転出届を出す前年の所得に対する分は支払います。

留学を終えて帰国後のことも考え、役所の人に相談しながらどちらにするか決めると良いでしょう。