公立大学付属のESLの特徴

英語力の基盤となるのは、「読む・書く・聞く・話す」の4技能です。

大学付属のESLでも、もちろんこの4技能は全て勉強をします。では、この中で最も力を入れているのはどの部分でしょうか?

答えは「読む」と「書く」のふたつです。なぜでしょうか?

◆大学で必要となるスキルは「読む」と「書く」

カナダの大学に進学すると、膨大な量のテキストを短時間で読まなくてはなりません。授業によっては、数百ページもある資料を渡され、「明日までに読んでくるように」ということも珍しくありません。

読まなければ当然授業についていけませんが、全部まともに読んでいてはカナディアンでさえも到底時間がありません。そこで、重要な部分を上手に拾い読みするという技術が必要となります。大学付属ESLでは、そのような「読む」技術を学ばなくてはならないのです。

ライティングに関しては、アカデミックレポートの書き方を学びます。アカデミックレポートにはたくさんの種類がありますが、こういうレポートの場合はこのように書く、といったように、タイプごとに異なるレポートの書き方を身に着けるためのクラスとなっています。

日本の学校では作文や小論文の授業といっても、読書感想文程度だったり、入学試験の前にあわてて何度か練習したくらい、という方も多いのではないでしょうか。

きちんと順序立てて筋道の通ったレポートを書くことや、レポートをどのように膨らませていくかについてを知っている留学生はなかなかいません。だからこそ、進学後に困らないようにこういったことを勉強しなければならないというわけです。

公立大学付属ESLコースは、このように、大学進学後に必要となる英語スキルを集中して学ぶ場所なのです。