私立学校でのスピーキング授業

日常的な会話力をアップさせるのであれば、公立学校よりも、私立がおすすめというお話をしました。

それでは会話ができるようになりたい、コミュニケーションの授業を取りたい、と思っている人が選択する私立の語学学校では、どんなスピーキングの授業が行われるのでしょうか?

◆生徒のレベルに合った学習方法と指導
私立の学校でも、公立大学付属ESLコースのように、ディスカッションの授業は行われます。とはいえ、ディスカッションの目的は「あるテーマに基づいて流暢に話せること」ですから、大学付属で行われるものとは性質が異なります。

話をしている途中や、あるいは話の後で先生が間違ったところやより良い表現について訂正やフィードバックを加えてくれます。

もっと初級のクラスであれば、ロールプレイなども行われることでしょう。買い物の場面、銀行で、レストランでなどと場面ごとによく使われる表現を学び、それをスムーズに言えるようになるための練習をします。先生によっては、学校の外に出て、実践の場で試す練習を課すこともあるようです。

また、発音矯正の授業ももちろんあります。中にはひとりひとり手鏡をもって、口の形や舌の動きをしっかりと学ぶ学校もあります。

日常の生活により密着したスピーキングの授業が行われる、ということですね。