カナダで受験できる英語検定いろいろ(2)TOEFL

次にご紹介する英語の資格試験は、Test of English as a Foreign Language、TOEFL(トーフル)と呼ばれるものです。日本で最も知られているTOEICとは、どのように違うのでしょうか。

◆北米の大学進学のスコア証明
TOEFLはアメリカのNPO団体が主催している試験で、主に、北米を中心とする大学・大学院に留学生が入学を希望する場合の英語力の証明として使われています。もちろん、カナダでも多くの大学がTOEFLを採用しています。

◆アカデミックな試験内容
一般の英語試験と大きく異なるのは、TOEFLが非常にアカデミックな内容となっている点です。例えば、みなさんが中学生・高校生の時に理科や社会科の教科書で見聞きした言葉の中には、日常生活の中では全く使わない言葉も含まれていましたよね。そういった単語も覚えなくてはなりませんし、テーマ自体がアカデミックな文章を読み書きしなければなりません。

◆各種TOEFL
TOEFLにはいくつか種類がありますが、現在皆さんが受験しようと思ったら、iBTと呼ばれるコンピューター形式のテストを受験することになります。リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング、各セクションが30点の配分となり、120点満点のテストです。