カナダで受験できる英語検定いろいろ(3)IELTS

次にご紹介するのは、International English Language Testing System(IELTS, アイエルツ)という英語の資格試験です。

TOEFLはアメリカの団体が実施しているのに対し、IELTSはイギリス、ケンブリッジ大学の試験機構が実施している試験です。TOEFLのイギリス版とでもいったらいいでしょうか。

とはいえ、IELTSはヨーロッパの大学だけでなく、北米、オーストラリアなどの大学でも、入学スコアの証明として広く採用されています。

IELTSの場合は、Academic(アカデミック英語)とGeneral(一般英語)二種類の試験があります。

大学・大学院入学のスコア証明用にはAcademicを受験しなければなりません。Generalは一般的な英語力の判定のほか、カナダに移民をする際の英語力の証明として使われていることが良く知られています。読む、聞く、書く、話す、4つの試験区分にわかれ、結果は各項目0.5点刻みで、満点は9.0点です。

TOEFLとIELTS、どちらの試験がやりやすいかは人それぞれですが、傾向として、IELTSの人気が上昇しつつあるようです。