英語の検定というと、5級から1級まである「英検」を先に思い浮かべる方が多いと思いますが、「ケンブリッジ検定」という英語資格試験もあります。これは何でしょうか。
日本ではまだ知名度が低いですが、実は世界150か国以上の国で行われている英語検定で、ケンブリッジ大学の試験機構が監督しているものです。
基礎レベルのKET(Key English Test)から順に、PET (Preliminary English Test)、FCE(First Certificate in English)、CAE(Certificate in Advanced English)と続き、最上級レベルのCPE(Certificate of Proficiency in English)ではネイティブと同等のレベルと言われています。
CPE (ネイティブレベル)
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CAE
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FCE (中~上級レベル)
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PET
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KET (初級レベル)
カナダの語学学校では、中級~中上級レベルのFCEや、上級レベル(大学入学レベル)のCAEの受験対策クラスが開講されていることが多いです。
IELTSよりもずっと日常生活に密着している内容が多いため、英語力を試すために多くの人が受験をしているというわけです。
またこの試験は、単純な4択問題などではなく、記述式部分も多くあるため、ごまかしがきかず、試験の対策をすることによって、真の英語力が身につくという点も、人気の要素となっています。