日本人の多くの人が抱えているのが
「文法や読み書きはまあまあできるけれど、話したり聞いたり、会話するのが苦手なんです」
という悩みではないでしょうか。
そんな人には次の二つのタイプの学校があっているかもしれません。
1.文法と会話のレベルが別々に設定されている学校
多くの語学学校では、入学初日にレベル分けのテストが行われるのが一般的です。
筆記試験と口頭試験が行われることが多いでしょう。そしてその結果、例えば「レベル3です」と決まったら、すべての授業がレベル3の授業となります。
このような場合、多くの日本人留学生が、
「テキストの内容や新しく習う文法は簡単なんだけれど、先生やクラスメイトの会話についていけない」
という悩みを抱えています。
これは、ヨーロッパや南米などから来た非アジア圏の留学生が文法よりもスピーキングを得意としていることが多いためによく起こることだと思います。
ところが、いくつかの学校では「文法はレベル3、スピーキングはレベル2です」といった具合に、別々にレベルを設定しているところもあります。中には「読む・書く・聞く・話す」4技能すべてを別々のレベル設定としている学校もあります。
こうした学校で学ぶことによって、得意な文法力は伸ばし、苦手なスピーキング力は弱点を補強しながら学ぶことが可能です。