国籍バランス

語学学校のパンフレットや学校のウェブサイトで「国籍のバランス」が表示されているところがあります。

カナダは世界中から留学生が集まる国ですから、英語を学ぶ語学学校は、当然のことながらカナダ人以外の留学生たちが集まる場所となるわけです。

◆国籍バランスが良い

国籍のバランスの良さをアピールしている学校は、世界中の国から留学生が集まり、かつ一部の国籍の留学生だけが多くなることなく、バランスよく
構成されていることをアピールしています。

これは大き目の規模の学校によく見られる特色で、多いところでは30ヵ国以上もの国から生徒が集まります。

カナダ留学中に、世界各国から来た留学生と出会えるということは、とても貴重な経験となり、語学学校に通うメリットの一つともなりますね。

◆国籍が偏っている
国籍のバランスが、どこかの国やエリアに集中している学校もあります。それは良くないことでしょうか?

<南米が多い>
一般的に言われるのは、南米圏の生徒が多い学校は学校の雰囲気が明るく、授業も活発、イベントなどもとても盛り上がるといいます。なんか、わかる気もしますね。

楽しい雰囲気が大好きだったり、仲間をたくさん増やしたいという人にいいかもしれないですね。

<ヨーロッパ系が多い>
ヨーロッパからの留学生は、もともとある程度の英語力を持っていて、ビジネスレベルの英語を習得して、専門英語、インターンシップなどを目指す人が多いです。そのような生徒たちの中で、自分もモチベーションを持って頑張っていきたい!という人に向いていそうです。

<アジア系、日本人が多い>
日本、韓国などアジア圏の留学生がよく言われる特徴は、英語の基礎力はあるけれども「話す」ことが苦手、授業中はあまり発言できない、というところです。そして、同じ国籍同士で固まってしまいがちなところも指摘されていると思います。

せっかく留学に来たのに、同じ日本人同士で過ごしていては、英語力も伸びないしもったいないですね。

では、アジア系、日本人生徒が多い語学学校は良くないのでしょうか?

留学生を長年サポートしてきた経験から、その答えは「NO!」だと考えています。

もしかしたら、日本人が多い語学学校があなたにとってのベストな選択かもしれません。

その理由については次回、じっくりお話しさせてください!